

初めまして✳︎
MUSEディレクターの栄枝将平です。
今回は、9月に撮影したパリでのエピソードを少しシェアさせていただきます。
日本から約15時間をかけて辿り着いたフランス・パリ。
僕としては初めてのパリ撮影に、期待と少しの緊張が入り混じっていたのを今でも覚えています。
撮影前にオンラインでおふたりとお打ち合わせをし、
その中で「現地で一緒に飲みに行きましょうね!」と約束するほど打ち解けていたこともあり、
パリで再会したときには、まるで日本で何度かお会いしているかのような親しみを感じました。
撮影当日は、おふたりから伺っていた思い出のスポットを中心に、MUSEメンバーがご案内しながら進行。
移動にはMUSE専用のバンを手配していたので、観光も安心して楽しんでいただきながら、
その自然体の笑顔や会話のひとこまを丁寧に残していきました。
その途中、人懐っこい猫がふとおふたりの足元に現れた瞬間がありました。
その光景があまりにも自然で、温かくて「この瞬間もきっとおふたりの思い出の一部になるだろう」そう感じて、思わずシャッターを切っていました。
予定にはなかった出来事でしたが、そんな偶然こそが旅の醍醐味であり、MUSEが大切にしている「現象を残す」「体験を残す」ということ。
結果的にその写真をおふたりがとても気に入ってくださり、挙式のウェルカムボードに選んでいただけたことが本当に嬉しかったです。
ラストシーンは、エッフェル塔のシャンパンフラッシュと、その近くのおふたりの思い出のカフェで。
長丁場の撮影ではありましたが、おふたりのテンションも最高潮で、その場にいた全員がただ純粋にその時間を楽しんでいました。
「お疲れさまでした」と笑い合いながらクランクアップを迎えたあの瞬間は、今でも胸が熱くなるほど心に残っています。
パリの人々の優しさ、街全体が歓迎してくれているようなあたたかさに包まれながら過ごした時間。
まるで夢のような時間を共にできたおふたりと、これからもずっとたくさんの思い出をつくっていきたい。
心からそう思えた旅でした。
改めて、素敵なご縁と体験をありがとうございました✳︎
